面・小手・胴の順番

剣道の精神を大切にしたい!

園児が、広い園庭で剣道を披露することは容易なことではありませんでした。
運動会までの半年間を、 年長さんは限られた保育時間の中で練習を積みました。
半年間と言っても、 剣道に充てられる回数は さほど多くありません。
その中で、 剣道を お客さんの前で披露出来るようにするのは 至難の業でした。

運動会での  「 年長組剣道 」 は、 午前中最後のプログラムとして行われました。

写真は、 打ち込みを行っている場面です。
右側からスタートした子供たちは、 先ず 元立ちの面を打ち、 次に打ち込み棒を持った先生の小手、
そして  向こう側で折り返し、 最後は胴を打ちました。

写真では少し分かりづらいかも知れませんが、
手前で面を打たせているのは飯沼先生、 その後には なんと小手担当の松澤先生がいます。
本部席側で胴を打たせているのは長島先生です。 小手は、 N山先生のようです。

昨日の記事を書いた時点では、
防具を着けた元立ちの人数のことを特に考えてはいませんでしたが、
写真から分かるように、 各クラスには 元立ちが2名と小手担当が1名、 必ずいなければなりません。

つまり、
昨日の記事で園庭に正座していた人以外に あと4人も 防具を着けた人がいるということになります。

謎が深まりました。 (笑)

この年、 筆者は着面して元に立ちました。
屋外で 手ぬぐいを頭に巻く場合、  ちょっとした注意点があります。
風があると 手ぬぐいが煽られて、 思うように巻けないのです。
それで、
手ぬぐいを予め水で濡らし、固く絞っておく などのひと工夫が必要でした。

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