おいもの畑は 日本晴れ


雲ひとつない青空の下、
みんなで最高のおいもほりを経験しました。

「見てっ!」


お手伝いで同行していただいたお母様・お父様方、きょうは 本当にありがとうございました。
今年度は、「ぶどう狩り」 と 「いもほり」にお手伝い参加をお願い致しました。

畑にいた教職員のみんなが同様に感じたのは、一緒にいてくださることの安心感です。
もちろん、往復の道中も より安全に移動できましたし、畑での作業も大助かりでした。
これは、
私たちが 長年苦労を重ねて経験してきた行事だからこそ 実感できることです。
おかげさまで、楽しく充実した一日になりました。

きょうの日が、良い思い出になりますように!



「大変、ちょっと来てっ!」


これがいたっ!(ナカジロシタバの幼虫)


先生もすんごく頑張りました。
誰のお手々か分かりますか?


サツマイモの畑は、実際はこんな感じです。
きょうは、
畑のおじさんが葉っぱや芋づるを丁寧に取って、いもほりしやすいように前もって準備してくれました。
ですから、
ちょっと掘れば おいもがすぐに出てきたのです。


💖
良い子の皆さん、
きょうの「おいもほり」は、本当に楽しかったね。

もしも、
土いじりやおいもの掘り方に得意不得意があったとしても、
そういうテクニックよりも、もっと大事にしたいことが たくさんあるんだ。

それは、

ふかふかの土の感触やにおい。

美味しい空気。

畑の足元にびよ~んと伸びた芋づるが寝かせてあって、その上をコケそうになりながら歩いたこと。

雲ひとつないお空が すんごく青かったこと。

気付いたと思うけど、畑では 赤トンボやチョウがまだたくさん飛んでいましたね。

土の中から出てきた何かの幼虫や、カメムシやオンブバッタを見つけて びっくりしたり、喜んだりしました。

クラスの先生が 「がんばって! もうひといきだよ!」 って 優しく声を掛けてくれて とうとう大きなおいもを笑顔でゲットできたこと。

先生方やお手伝いのお母さま方に、
苦労して、楽しんで、がんばって掘った袋いっぱいのおいもを見てもらったこと。


〇〇〇はーせんせい! ちょっと来て~!
は~い、今行くよ!
(何々、巨大ないもでも出てきたのかな?)
早く、早く!
どれ、どれ。 あれっ、いものことじゃないのかぁ~。
これ見て!  イモムシみたいなのがいる。
(ああ、これ いも畑によくいるやつだ。)
ねえ、これ触(さわ)れる?
ああ、触(さわ)れるよ。毛のないやつは大丈夫。
わかった。
ねえ、いもほりも頑張ってよ。

しばらくすると、またお声がかかる。
なんとなくだが、いもじゃなくて別のことで呼ばれた気がしました。

ねえ、ここにミミズがいるよ~。
ミミズかぁ~。 うん、わかった。じゃあ、いもほりも頑張ってよ。
わかった。
・・・
あれれ、ミミズがこの穴の中に はいっちゃったぁ!

しばらくすると、またお声がかかる。
間違いなく、虫を見つけたのであろう。
虫だけに無視できず行ってみると、今度はカメムシだ。

ねえ、これなあに?
これはカメムシだよ。臭いおならをするぞ~!
うわぁ~!

次は、
オンブバッタ見つけたぁ~!
(人生は大いに楽しむべきである)

続く・・・?

広い畑ってホントにいいね。
大好きだなぁ、こういう場所。

そんな最高の場所で、
良い子の皆さんは カメラに向かってポーズを取ったり、
お友達同士でふざけっこをしたり、
おいもを引き抜いたら、勢い余ってそのままストーンと尻もちついたり、
それらの どの瞬間にも、
一人ひとりが きらめきを放っていたよ。

ふと、
あの暑かった日のぶどう狩りを思い出しました。
同じ農園で、二つの季節を体験させていただきました。

そして、
今年も 畑のおじさん・おばさんと お金では買えない心の交流をさせていただきました。

季節は秋。

日本晴れ。

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