きょうは大ホールで年長組剣道を行いました。
「寒い人いますかぁ~?」
「は~い、めっちゃ寒い!」
「寒いっていうか、超冷たいっ!」
「そう、足がめっちゃ冷たい!」
「じゃあ、剣道で温まろうね!」
久しぶりの剣道だけど、みんな以前に習ったこと覚えてるかなぁ・・・
そんな心配をよそに、どのクラスの子供たちも とても元気で道場(大ホール)内には 熱気と活気があふれました。
1クラスに関わる先生方の人数はぜんぶで8名です。
3クラス入れ替え制で、午前中いっぱい連続して行いました。
この3学期、
年長さんは3月の「剣道発表会」に向け、がんばって練習を積んでいくことになります。
💖
良い子の皆さん、
きょうは 3学期最初のお弁当の日でした。
うれしいよね。
ママのぬくもりが伝わるから。
5分遅れの剣道
年長組剣道の最後のクラスが終わる時に時計を見たら、少し時間が過ぎていました。
「まだまだお名前発表したいけど、もうご飯の時間だからこれで終わりにします。」
「え~っ、もっと剣道やりたかったなぁ~。」と誰かが言いました。
その言葉を聞いて、素直にうれしく思いました。
でも、
5分ぐらいいいだろうなんて思っていません。
時間内に終わらせるだけの能力が私にはなかっただけ。
時間は守らなければいけないものです。
だけど、
君の気持ちはしっかり受け止めておくからね。
年長さんは、剣道を習い始めてから 目と目で語ることを覚えました。
礼をするときも目と目を合わせるよね。
目は口ほどに物を言うと昔から言われています。
これは、何も言わなくても皆さんの気持ちが伝わってくるよということです。
目を見れば、あなたの心の内が読み取れるのです。
私は、たまたま剣道の全体指揮を仰せつかっています。
ロボットのように やることを順番に言ったとしても、
多分つまらないでしょう。
だから、毎回悩んでいます。
どのようにすれば楽しく出来るの?
どのようにすればみんなが笑顔になれるの?
同時に、剣の道を伝えることは可能なのだろうか?
幼稚園剣道の究極の目標は、
五省の教えを学び 良い子を育てることですが、
先ずは何より剣道を楽しんでもらわなくちゃいけない。
その指導が難しいのです。
けれど、けれど、
そんな心配や苦悩を吹き飛ばすような
子供たちの元気と集中力が 時に私を救ってくれることがあります。
まさに、きょうはそんな日でした。
年長さん、
きょうは無条件に感動しちゃった。
おうちのお父さん、お母さんにもこれ以上の感動を伝えたいと思います。
いつも良い子をまとめてくれるクラスの先生たち、ありがとう!
毎回、剣道授業に参加してくれる頼もしい男性陣の皆さん、ありがとう!
強い味方に囲まれて幸せです。
次は、もっと楽しくしたいと思います。
夕方、
年長組の〇〇〇ちゃんのお母様にお会いしました。
「〇〇〇が剣道楽しみにしてます!」
「ホントですか? それはうれしいです。」
「保護者が見学できる機会ってあるんですか?」
「あります、あります。 3月に発表会をやりますから、ぜひ見に来てください。」
「そうですか、それは良かったです。ありがとうございます!」
「こちらこそありがとうございます。お気をつけて!」
次も、がんばろう!
朝、〇〇〇〇君がやってきて、
「サッカー一緒にやろう!」と言いました。
その時、
私はこう答えました。
「ごめん! これから年長さんの剣道があるんだ。 ホントにごめん! 準備があるから、今、行けないんだ。」
彼はうなずいて、下を向いて園庭の方に歩いていきました。
1分でもいいから一緒にボールを蹴ってあげればよかった。
なぜ行けなかったのかな?
行けたら、もっと良い一日になれたと思う。
それから、
剣道着に着替えた時、
あまりの冷たさに、思わず震えました。
寒稽古でもあるまいし。
これは、氷の鎧なの?
「〇〇先生、暖房つけていいですか?」
「寒いの?」
「寒いですよ~。」
「そうだよ、寒いよね。暖房つけてください!」
嗚呼、
サッカーしてから着替えればよかったなぁ。
良い子の皆さん、
きょうは、このような文章しか書けませんでした。
あしたは、
もうちょっと楽しいこと書くね。
おやすみ。
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