保護者の皆さん、
「親子遠足」に参加ご協力いただき、誠にありがとうございました。
◇
昼過ぎには雨という予報が出て、遠足の実施が心配されましたが、
予定を繰り上げることにより、おかげさまで最後まで雨の影響を受けずに無事全行程を終えることが出来ました。
幼稚園から広い公園までを、頑張って親子で歩いた楽しい思い出が永遠でありますように!
ぼおるはこびきょうそう
すごいレースでした。
1~3位まで、僅差の勝負となったのです!
どのクラスが勝ってもおかしくなかった。
保護者の皆さん、お疲れ様でした。
遠足終了!
ミニドラマ 「 ザ・荷物運び 」
遠足解散後のことでした。
「 お~い、恒例の写真撮りますよ~! 思い切り運んでるふりして、止~まれっ! 」
3人が、
いつの間にか8人に増えていた・・・・
謎は深まるばかりだ!!
問題:
この中で、本当に運んでいるのは・・・誰かなぁ???
(真実を知っているのはカメラマンのみだ!)
筆者はこういう写真が大好きであります。
これからも 先生たちの楽しい一面をたまにご紹介しますね!
その後、
再び 荷物は3人によって運ばれていました。
そして、
その証拠写真がこれです!
正解は、
「は~い、それは 私たちで~す!」
3人が、
「 バイバーイ! 」と言うと、
無情にもエレベーターの扉が閉まりました。
◇
「 ガーン! 」
カメラマンは、
一人寂しく横の階段をてくてくと上りました。
( ぜったいに 泣くもんか・・・く・や・し・い)
おしまい
㊟このお話は、事実をもとにして作られた 面白話です。
来年に続く
💖
良い子の皆さん、
楽しい 楽しい遠足が、君たちのママやパパたちの全力応援で実現しました。
思い出がいっぱいできたかな?
遠足は、公園に無事着くまでが 気の抜けない時間帯でしたし、
参加者全員が ケガをしたり、体調を崩すことの無いよう、細心の注意を払いながらの行程でした。
元気に歩きながらも、慎重には慎重を期して歩きました。
一日を振り返れば大変だったことよりも 楽しかったことが100倍ぐらい思い出されます。
短縮時間を採用し お弁当の時間は省略しましたが、それでも 最高の遠足だったと思います。
◇
筆者は毎年、 年長組リーダーの先生と共に 遠足の先頭を歩いています。
あらゆる事態を想定して歩くことに加え、後ろに続く園児・保護者が安心して前に進めるよう配慮します。
気の抜けない大事な役の一つと考えて頑張っています。
公園までの道のりには、予測できないことも時として起こり得るのです。
大切なのは、危険に遭遇しない 遭遇させないということにつきます。
◇
年長さんと共に公園に到着して まず一番に気になることは、
後続のクラスの状況です。
特に年少組の最後のクラス(全体の最後)が気になっていました。
子供たちは、無事に頑張って歩いてくれただろうか?
保護者の皆さんは大丈夫かな?
最後尾のスタッフは、先頭以上に重要なポジションです。
皆さん、無事公園に到達しているだろうか?
振り返ってみると、遥か向こうに最後の〇〇組チームが元気に歩いているのが見えました。
(思った以上に離されずについて来ているぞ!)
良かった!
がんばったね、〇〇組さん!
やったぞ、全クラスが無事に到着だ!
◇
道中、
道路工事や、公園入り口をふさいでの作業など、
到着までにはいくつかの難関がありました。
◇
道路工事の方からは、迂回ルートを求められましたが 丁重にお断りしました。
関係者の方には、なぜ、お断りするのかも 参加人数や行列の状況、帰りの予定のことなど 一切合切を 手短に、しかしながら丁寧に説明しました。
最終的に、通路を確保してくださり、お礼を伝えて通していただきました。
悔やまれたのは、昨日の下見で この工事のことを把握できていなかったことです。
◇
南口入口では 珍しく受付の方がいませんでした。
(そのため、受付での手続きは省略)
入口周辺をふさぐ形で作業をしていたおじさんたちには、
丁寧にお願いをして、快く道具などをどかしていただき、
行列が通れるスペースを確保できました。
「八柱幼稚園かぁ~。」
「いつもお世話になってます。」
「よく来たねぇ~。」
「バスで来たの?」
「いやいや、歩きで来ましたよ。」
「なに!? 歩いて来ただと。 大したもんだねぇ~。」
「何とか、がんばってここまで来れました。」
「ほら、みんな そこどいてやれよ。 」
「はいよ。」
「ほら、それもどかせよ。」
「ほいきた。」
「おい、全部どかしてくれよ。」
「はいよ。」
「皆さん、どうもすみませんねぇ~。」
「かまわねえよ。 ちょっくら休憩だ。」
作業を途中で止めることは、その人の立場でものを考えれば、
ご迷惑をおかけしてしまうことにもなりかねませんから、
対応してくださった皆さんに、あらためて感謝したいと思います。
◇
公園内をしばらく歩くと、地元のおじいちゃんやおばあちゃん・おじちゃんやおばちゃんと思われる方たちにお会いし、励ましの言葉をいただきました。
あいさつしたり、少しの会話をしたりするだけで、ああ、園児たちが地元の人々から愛されているってことは 本当に素晴らしいことだなっ! って思いました。
だって、
皆さん 笑顔で話しかけてくれるんですよ。
「八柱幼稚園さん、こんだけの人数がいたらトイレが大変だねぇ~。 やっぱり、トイレは一か所に集まっちゃだめだよ、分散して行けばいいと思うよ。」
「それぐれえ、分かってるだろうよ。」
「ありがたいです。分散して、混雑しないように気を付けます。それに、公園内にいるのは幼稚園児だけじゃないですから。」
「楽しんでくださいよ。」
「いやぁ~、それにしても 子供はかわいいねぇ~。」
「それでは、行ってきます!」
「はい、気を付けて!」
◇
その後、パークセンター脇に移動交番が到着。
(あっ、いつもお世話になってる移動交番だ!)
しばらくすると、お巡りさんが向こうから筆者のところまで歩いてきて、
そこで少し話し込みました。
常日頃のお礼を述べ、
きょうの遠足について、大まかに伝えました。
とてもやさしい方でした。
気は優しくて力持ち。
お巡りさんは、その後 園児や保護者の荷物の周辺を見守ってくださったのだそうです。
本当にありがたいことですね。
おかげさまで、安心して過ごすことが出来ました。
◇
おれたちも昔はこんなに小っちゃかった時代があったんだぜ!
年長さんは、森と広場のお山に登り、楽しい経験をしました。
まず、
お山を登り切った頂上には、竪穴式住居がありました。
縄文時代にタイムスリップした気分になりました。
一見の価値ありですね。
〇〇組さんは、丸太小屋の前でアルバム用写真を撮る予定でした。
到着すると、
じぇじぇじぇっ!
小屋の前には、作業中のおじさんたちが・・・
シートをぶわーッと広げて、お仕事されてました。
「どうします?」
「う~ん、困ったな。」
「端っこの方で撮れませんか?」
「いや、それは危ないよ。一人の人は屋根に上ってるし・・・」
「きょうは、時間が押せ押せなので 何とかしたいです。」
「何時にここ出ます?」
「あと、10分ちょっとです。」
「輪投げで遊びながらちょっと待っててくれる?」
この、蔓を丸く編んで輪っかにし、いくつも飛び出している木の出っ張った的にひっかける遊びですが、不慣れな手つきでチャレンジする子供たちが可愛らしかったです。
さて、作業中のおじさんたちの対応にはびっくりしました。
まさか、
場所を開けてもらえるとは思いませんでしたから。
「おい、みんな。協力してくれるか。」
「どうするの?」
「ここで記念写真を撮るそうだから、一旦 全部片づけてくれ。」
「りょーかい、りょーかい!」
私は 無理なお願いをしてしまったのか?
これで良かったのか?
リーダーの方の言葉が、痛いほどありがたかったです。
「いいんですよ、先生。 事務所からは、連絡なかったけど大丈夫ですから。 気にしないで撮ってください。」
「いやあ、ご親切にありがとうございます。 それでは、遠慮なく撮らせていただきます。」
「それにしても、これだけいっぺんに小さい子供をいっぱい見ちゃうと やっぱ思い出すよなぁ。」
「ふふふふ。」
「おれたちも昔はこんなに小っちゃかった時代があったんだぜ!」
「ワハハハハ!」
速やかに撮影を終え、みんなでおじさんたちにお礼を言いました。
照れくさそうに返事をしてくれたおじさんたちの顔がとても印象的でした。
「ありがとうございました。 どうぞ、作業を再開してください。」
「ご苦労様でした。」
あっ!
振り返ると、
この経緯(いきさつ)を知らない別のクラスの先生と子供たちが、丸太小屋の前に座ってくつろぎ始めたではないですか。
私とリーダーの方は、目を合わせて笑いました。
「すぐにどいてもらいますね。」
「大丈夫、急がなくていいですよ。」
◇
しかし、世の中はいつでも自分の都合のいいようにまかり通る訳ではありません。
場合によっては、このようなお願いは非常識だと言われても仕方がないことです。
しっかり反省し、今後の対策を立てて、来年の遠足に備えたいと思います。
◇
学年ごとの公園内での活動は、皆さんご存知の通りです。
順番に集合写真を撮り、ゲームをしたり、紙芝居を読んでもらったりしました。
年長さんは長めに滞在し、
年少さんと年中さんは早めに解散しました。
どんな時でも、
保護者の皆さんと教職員が力を合わせ、
園児のために全力を尽くしたならば、
必ず行事は成功します。
良い子の皆さん、
きょうは本当によく頑張りました。
保護者の皆さん、教職員一同 心から感謝申し上げます。
先生方、
最後まで 本当にお疲れ様でした。