GANBARO
NIPPON
2011年3月11日(金)午後2時46分、東日本大震災が発生しました。
きょうは、あれからちょうど10年目の3月11日です。
未曽有の被害をもたらした巨大地震、大津波、原発事故・・・
震災は多くの人の命を奪い、ふるさとの街並みを跡形もなく消し去りました。
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復興への道のりは長く、被災地では今なお悲しみや苦しみや心の傷を背負いながら懸命に生きている人々が大勢います。
ふるさとに帰れない人々が大勢います。
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東北から遠く離れた長崎市の長崎新聞にはこう書かれていました。
『10年という「節目」はあると思う。だが、大切な人を失った悲しみ、苦しみには節目はない。生涯続いていく。』
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あの日、千葉県内は震度5強・震度5弱を観測しました。私たちの住む松戸(震度5弱)も激しい揺れに見舞われました。
震災発生からひと月後の4月11日(月)には、東京タワーに太陽光発電による光のメッセージが点灯されました。この光のメッセージが GANBARO NIPPON でした。
先端部が地震で折れ曲がった東京タワーの姿が記憶によみがえります。
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これから先の復興事業が順調に進み、被災地の方々が心の平安を実感し、大切なふるさとで生きがいを持って暮らせるようになることを心からお祈り致します。