基礎工事に関しても色々な作業の工程があり、写真1枚では説明しきれません。
そこは、ご想像ください。
画像のずうっと後方の焼却炉が分かりますか?
推測ですが、
その園の焼却炉を 工事関係者の方が 砂場横まで移動して、出たゴミの運搬を効率的に行い、次々に焼却していった可能性があります。
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メルヘントイレは、傾斜地に建設することで、基礎部分はより強度なものを求められました。
工期も短く、その中で完璧な工事が求められたのです。
そのプレッシャーをはねのけ、
完成までの工程を、職人さんたちが一丸となって 何が何でも納期に間に合わせるという強い気持ちが、
立派で想像以上に美しい建物を完成させました。
歴史の証言者の一人として、それはまさに感動であったと申し上げます。
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夢と希望と感動をどのように実現させるのかは、永遠の課題です。
夢を思い描くのは、簡単なことではありません。
理想の幼児教育を目指す本物の理念があればこそです。
ましてや、
その夢を実現させるのが いかに難しいことかを、その現場に実際立ち会った人のみが知り得ることです。
施主と施工主の関係は、信頼関係の上にのみ成り立つのです。
さて、
その信頼関係はどうだったのでしょうか?
それは、言うまでもなく 50年のお付き合いがあるのですから、つまり それが答えです。
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いずれ、関係された方のインタビューを検討したいと考えています。