出席者に感謝を述べ 幼児教育への限りない情熱を語る 若き日の飯沼先生。
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– 並々ならぬ覚悟と決意 –
この竣工開園式で、 いったい何を語られたのであろうか?
レフランプを二つ持った男性が壇上を照らす画像も見つかったことから、
それは 恐らく写真撮影のためのものと考えられますが、 もし万が一 8ミリビデオなどで誰かが撮影していたとしたら・・・、
いや、もしかしたら プロのビデオ屋とプロの写真屋がいたとも考えられるのです。
その時の生の声を聞いてみたいものです。
この画像は、
「 第1回 八柱幼稚園入園式 」 に先立って行われた 学園初の公式行事を撮影したものです。
ご覧のように、演台にはスピーチ原稿などありません。
50年間、このスタイルを貫き通してきた姿勢に 感服する次第です。
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8月8日に、
飯沼先生と アニマルペットの木陰で 50年間を振り返りながら 語り合いました。
50年間は決して平たんな道ではなかったと語る先生は、喜びも悲しみも そして あらゆる思い出が 万感の思いと共に込み上げてくるようで、その姿を見ていると 私は 涙がこぼれそうになりました。
「 それでは 帰ります。 」
「 きょうは、わざわざ おいでいただき ありがとうございました。 」
木陰から出ると、
照りつける太陽が 憎らしいほどに暑い 真夏の午後でした。