白黒画像で見た、若木の頃のやえざくらが 筆者に分からなかったのは、
単なる花の知識や理解不足の問題にあらず、やはり創立時にかかわった人々の熱い思いの実際を知らなかったからに過ぎません。
ここは素直に園の歴史と 諸先輩方が築き上げた伝統を学び、継承していくことが肝要です。
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慎ましやかで 気品ある美しさ
幼稚園の歴史と共に成長してきたこのやえざくらの花の美しさを語るのには、言葉で表現することの限界を感じさせられます。
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八重桜の平均寿命は40~60年とも言われています。
すべての命に限りがある以上、
当然 この木にも寿命があり、樹齢もすでに50年近くに達していることから、現在は 生命活動の終盤の時期を迎えていると考えられます。
今後は、木の健康状態をよく調査したいと思います。 剪定の適期は11月以降ですが、一度 専門家の手を借りて 完璧なメンテナンスを行いたいです。