どれも力作と言わねばならないほどダイナミックで、 何しろ空港のにおいがする!
絵心のない 筆者には、 絵の解説など 出来るはずもありません。
しかしながら、
惚れ惚れするような子どもたちの絵が ずらりと並んでいるのだから、 感想ぐらいは述べられるかなと思います。
◇
紙が大きいから ダイナミックだと言っているのではありません。
筆の使い方に迷いがない描き方というか、 上手く言えないのですが、
思い切りよく、 一気に描いたり塗ったりしているように見えるのです。
ちまちまと描いていないから、 作品は どれも力強く、 全くこじんまりとはしていません。
( 個人の感想です! )
前回の記事にも書きましたが、
昔の先生は、
どうして いろんなサイズの画用紙に 自由に描かせたのでしょう?
大・中・少どころか、 特大サイズもあるではないですか!
子供たちが てんでばらばらに描き始めたら、 とても指導がしづらくなるのでは? と思ってしまいます。
◇
ただ、
筆者は こういうアンバランスさが 大好きであります。
乱暴な言い方をすれば、 上手下手など 気にすることはないのです。
白の画用紙に、 伸び伸びと自由に 自分の思い描いたとおり、 迷わずに描く。
各々が、 空港見学で 印象に残ったことのありのままを 思い切り描く。
そうすれば、
子供の絵は 立派な芸術作品となり得るのではないでしょうか?
◇
筆者の場合、
ちまちまと こじんまりした面白みのない絵は描けても、
上の写真にあるような ダイナミックな絵は描けません。
上の絵を見た瞬間 悟りました。
思いを描く才能は、 彼らの方が上なのです。