これは、おそらくこいのぼり集会の時のスナップ写真かと思いますが、 園内全体がのどかな感じで 和やかな雰囲気が漂っています。
画面の後方は、広い畑でした。
まわりにまだそれほど住宅の無い時代でした。
現在は丸太を施したひな段になっている場所も、 当時は元の地形をそのまま利用した斜面でした。
むき出しの土の部分に 芝を張る作業をしている様子が 写真から分かります。 しっかり定着するまでは、斜面で遊ぶのはお預けだったかも知れませんね。
◇
先生方も 笑顔でとても楽しそうですね。
そして、第一期生の 園児たちが、とても自然な感じで可愛いですね。
◇
遊具が園庭に設置してある幼稚園は珍しくありませんが、本園では、その後 遊具は松林に移動されました。
写真左には 回転塔が見えます。 これは、後年 回転するのが危ないということで 撤去されました。
真ん中に鉄棒、右にはブランコがあります。 これらは現在でも使用しています。
鉄はメンテナンスが命とも言われますが、 長年 手入れをしっかりしてきましたので 今でも頑丈で 何があっても びくともしません。
◇
彼らが過ごした 最初の春から数えて、 今年度 私たちは50回目の春を迎えました。
この特設ページの開設は、50年間の歴史に関わるすべての方々に捧げるものです。
拙い文章ではありますけれど、 真心を込めて書かせていただきます。
◇
エピソード ①
時計台の横の木
見るも無残な姿をしている この木は、コブシの木です。
なんと、
この状態でも木は生きていました。
そして、その後 立派なコブシに再生し、毎年春一番に白い花をたくさん咲かせたのです。
これは、おじいちゃんが大切にしていた木でした。
( おじいちゃん = *飯沼春吉 名誉理事長 ) *当時
では、コブシがなぜこのような姿になってしまったのでしょうか?
理由は、明日 お伝えします。