園庭の遊具に囲まれて

創立時は、遊具が全て園庭に設置されていました。

これは、おそらくこいのぼり集会の時のスナップ写真かと思いますが、 園内全体がのどかな感じで 和やかな雰囲気が漂っています。
画面の後方は、広い畑でした。
まわりにまだそれほど住宅の無い時代でした。

現在は丸太を施したひな段になっている場所も、 当時は元の地形をそのまま利用した斜面でした。
むき出しの土の部分に 芝を張る作業をしている様子が 写真から分かります。 しっかり定着するまでは、斜面で遊ぶのはお預けだったかも知れませんね。

先生方も 笑顔でとても楽しそうですね。
そして、第一期生の 園児たちが、とても自然な感じで可愛いですね。

遊具が園庭に設置してある幼稚園は珍しくありませんが、本園では、その後 遊具は松林に移動されました。
写真左には 回転塔が見えます。 これは、後年 回転するのが危ないということで 撤去されました。
真ん中に鉄棒、右にはブランコがあります。 これらは現在でも使用しています。
鉄はメンテナンスが命とも言われますが、 長年 手入れをしっかりしてきましたので 今でも頑丈で 何があっても びくともしません。

彼らが過ごした 最初の春から数えて、 今年度 私たちは50回目の春を迎えました。
この特設ページの開設は、50年間の歴史に関わるすべての方々に捧げるものです。
拙い文章ではありますけれど、 真心を込めて書かせていただきます。

エピソード ①
時計台の横の木

見るも無残な姿をしている この木は、コブシの木です。
なんと、
この状態でも木は生きていました。
そして、その後 立派なコブシに再生し、毎年春一番に白い花をたくさん咲かせたのです。

これは、おじいちゃんが大切にしていた木でした。
( おじいちゃん = *飯沼春吉 名誉理事長 ) *当時

では、コブシがなぜこのような姿になってしまったのでしょうか?

理由は、明日 お伝えします。

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