手前のたいこばし、右側後方には 特設すべり台。 そして、ジャングルジムが見えています。
2日前に、松林の松の木の多さについて少し書きましたが、
園舎の裏側は 数えきれないぐらいの松があったのです。
全て、自然のものです。
園歌にもあるように、
そこには 本物の松風が吹いていたのです。
実にいい写真です。
◇
この松は、後年虫にやられ 次々に枯れてしまいました。
現在、残っている松は 1本のみです。
◇
さて、きのうの続きです。
答え合わせをしましょう。
( きのうの画像をご覧願います。 )
エピソード ②
時計台の横の木
見るも無残な姿の この木はコブシの木で、実はこの状態でも木は生きていました。
では、なぜコブシがこのような姿になってしまったのでしょうか?
これは、おじいちゃんが大切にしていた木でした。
( おじいちゃん = *飯沼春吉 名誉理事長 ) *当時
そのことは、何度も飯沼 誠先生から 話を聞いて知っていました。
先般、幼稚園建設の総責任者の〇〇〇さんから伺ったお話によりますと、
元々あった雑木林( 春吉名誉理事長所有 )の地形をそのまま利用して 園内のレイアウトを進めていく中で、たまたま斜面中央にあった木は、 工事関係者の間では、当時 伐採する予定になっていたそうです。
それで、枝が次々に切り落とされ、無残な状態になったという訳です。
しかし、それが 春吉名誉理事長の逆鱗に触れました。
総責任者の〇〇〇さんは、
「 あの時は、 えらく叱られてしまいました。 」 と話されました。
すんでのところで伐採を免れたコブシは、その後 立派に再生し、毎年春一番に白い花をたくさん咲かせたのです。
コブシは数年前に枯れ、 現在 風変わりなオブジェのような形で残っていますが 今後 撤去する予定です。