見てもやっても、とにかく面白くて 痛快!
それが、「 大玉転がし 」 、もしくは 「 大玉送り 」 です。
かつて、運動会で使われた大玉は、手作り( はりぼて ) でした。
既成のゴムボールとは違い、むやみにバウンドすることもなく、とんでもない方向に飛んで行った! な~んてことはありませんでした。
その代わり、
競技者の正確なコントロールが必要で、隣のチームを横目で見ている暇はありません。
相撲の突っ張りのように、高速回転を駆使して前に突き進む人もいれば、
どーんとロングボールを目標目掛けて転がし、ちょっとずつ方向を微調整しながら進む人もいました。
旗をぐるりと回る折り返し地点が 勝負の分かれ目でした。
そこで、
「 大玉は旗 ( 実は人が立っている ) すれすれか少し当たるぐらいにコントロールし、自分は 大玉に出来るだけ密着したまま ザーッと滑って半回転したところで、間髪入れずに加速すれば良い。 」 と、まあ理屈ではそう考えましたが、実際 筆者はうまく出来た ためしがありません。
それより、この競技は ずっこけたり、大玉のコントロールが効かなくなったり、もたついたりしながら、見る人もやる人も笑いながら行うのがコツなのです。 (笑)
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他にも、現在は行われていない競技がいくつもありますので、可能な範囲でご紹介していきたいと思います。