かつての運動会は、ユニークな種目が盛りだくさんでした。
中でも、障害物競走はなかなかの面白さがあって人気種目でした。
上の画像は、ミニ跳び箱をとび越えてマットに着地しゴールを目指していくところです。
この手前には一本橋渡り( 低めの平均台 )などもありました。
ほうきを持った先生が写っています。
必ずとは限りませんが、各ポイントには ほうきを持った先生がついていました。
これは、上の画面で言いますと、マットに付いた土の汚れを 子供たちが通過するごとに ほうきで掃いて落とすためでした。
筆者も新人時代にこの係をやったことがありまして、レースを見て楽しむ余裕もなく、目の前の土を見つめ、 ほうきの回転数をめちゃくちゃに上げながら、どうすればきれいに出来るかを ただひたすらに考えていたような記憶があります。
あまり注目されることのない地味な作業ですが、不器用な私は、この 「 しゃがんで待機 ~ 立ってほうきの高速回転! 」 という繰り返しの作業に没頭してしまい、駆けてくる子供たちに 「 がんばれー! 」 のひとこともかけてやれなかったような気がします。
でも、この経験が出来て 本当に良かったと今は感謝しています。
幼稚園の仕事にどう取り組むべきか。
日々、勉強するしかありません。
昭和時代の懐かしい種目のご紹介でした。