筆者が 注目したのは、 左上の 白い機体です。
一目見て、 日本航空機と分かります。
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車輪がたくさん描かれています。
これが とても素晴らしいと感じました。
航空機の重量のことを考えると、 私が子供だったら やはり同じように 車輪をたくさん 描いたに違いありません。
実際の機体に 車輪はこんなにあるはずはないのですが、 描き手の自由な発想・想像によって 夢いっぱいの 乗り物に変身しています。
実に楽しいではありませんか。
ふざけるなとおしかりを受けるのを覚悟で言いますが、
特に後ろの方の車輪は、 おじゃる丸の顔に見えてくるから不思議です。
この絵が描かれたのが 昭和56年で、 まだ おじゃる丸は世の中にデビューしていませんから、 なおさら この絵は貴重に思います。
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この際、 もう少し脱線した話を書かせていただきます。
日本航空は、 1967年 ( 昭和42年 )3月6日(月)、 世界一周西回り路線の営業を開始しました。
これを記念して、 3月1日(水)に 人気グループ・サウンズのザ・スパイダースが 「 太陽の翼 」 を リリースしました。
当時の日本航空は、 まさに 時代の先端を駆け抜けたのだと思われます。
まだ、 八柱幼稚園が開園する前のお話です。