11年前との違い

きのうの続きです。

きのうの記事の続きとしてご覧ください。

階段と格子状の扉がありません。
これは、昨日のこのページに掲載した写真と同じ場所を、だいたい同じ角度から撮影したものです。

小さな階段が撤去されたり、 フェンスや扉が交換されたりすることは 日常よくあることですから、 ちっとも珍しいことではありませんし、 それを わざわざ記事に書いても 面白みに欠けるかと思います。

筆者は、 この写真を 11年前も、 そしてきょうも、ひばり組の通路に立って ( 同じ場所に立って ) 撮影しました。

以前ご紹介しました通り、 ひばり組とうぐいす組は、 園児数の増加に伴い、 大ホールの後ろ側を壁で仕切って 二つの保育室を増設した経緯があります。
それに併せて メルヘントイレ ( 三角お屋根のかわいい建物 ) が建てられました。

筆者が園に勤め始めた頃は、 すでに大ホールやプールは完成していましたが、
メルヘントイレ、 現在のひばり組・うぐいす組保育室、 旧ドリームキッド、 2階からホールへ繋がる橋などは、 どれもまだありませんでした。

この写真を見ると、周辺の景色は 以前に比べて明らかに変化しています。

さて、
きのうの記事に掲載した 小さな階段と格子状の扉は なぜ作られたのかということですが、
先ずは、 想像していただきたいことがあります。

創立したての頃は、 現在の大ホールから、プール、 ドリームキッドへと連なる 小高い丘の上には 建物は何もなく、 そこは 松林の続きだったり、サツマイモの畑として利用されていました。

また、 先般少し触れましたが、 園庭の拡張工事をする前には、 大型バスの駐車場はなく、 園庭への車乗り入れも出来ませんでした。

50年前、
八柱幼稚園建設に際して、必要不可欠だったのは 建築資材を搬入する経路でした。
そのために使われた園への入り口が、 昨日ご紹介した写真に残されていたのです。

すでに 内側にフェンスが張られて 利用はしていませんでしたが、 あの入口から 建設のための 材料が運ばれたという、 そういう歴史があることをお伝えしようと思い、 記事を書かせていただきました。

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