What’s happening?


きょうは、いろんなことがありました。

例えば、年長組英語遊び


What’s happening?










それから、
先生のお顔を描いたのは年中さん



じょうずに描けたね!


アルバム用大集合写真



これは、とても大事な写真です。


💖
良い子の皆さん、
今から28年前のきょうのことです。
このあとは、少し難しいお話しになります。

阪神・淡路大震災が発生し、数多くの人が亡くなり、ビルや家が次々に倒れ、街中が火の海になり、何もかもが燃えて 無くなってしまいました。
大切な人(家族・友人・知人・恋人など様々な人)を失った悲しみは、いつまでたっても消えることはありません。
先日、私たちの幼稚園では大地震と火事の発生を想定した「避難訓練」を行ったばかりですが、
災害は、いつ何時襲ってくるのか予測できません。
だからこそ、突然の災害に備えて、日頃の訓練を怠ってはいけないのです。

私は、あの時(28年前) いてもたってもいられなくなり、幼稚園の仕事を無理やりに休んで、ボランティアで神戸に行きました。
救援物資を積んだ大型トラックのドライバーとなり、夜の東京代々木を出発しました。
夜間走行では緊張を強いられました。
危険な箇所を走行した時は、身がすくむ思いでした。
半分崩れた高速道路も走りました。

神戸は、言葉ではとても言い表せない大変な状況になっていました。
祈りをささげる事すら虚しさを感じるほど、街がめちゃくちゃになっているところがたくさんありました。
私は、現地で自分一人では何もできないことを悟り、無力さを感じました。
けれど、
人が集まれば、それが力を生み出し 前に進む原動力になりました、
私たちは、出来る事を必死になってやり続けました。
一度、神戸から八柱幼稚園の先生たちに手紙を書いたこともありました。

私は、小学校に寝袋を持参して寝泊まりさせてもらいました。
冬の神戸は寒かったです。
思い出すのは、
寒空の下 一晩中 たき火を燃やし続け 夜通し語り合ったことです。
話題によく出てきたのは、子供たちや若者の未来についてでした。
私たちは、時間ある限り真剣に話しました。

夏の神戸は暑かったです。
炊き出しの料理が時間を置くと悪くなりました。

結局 私は、短期間、長期間に分けて、三度神戸を訪れボランティア活動に従事しました。
活動内容については、また機会があればご紹介したいと思います。

きょうは、園長先生と あの時のことを思い出しながら しばし語り合いました。
あの時は、本心を言えば 自分も一緒に行きたかったのです。
その気持ちは 私も強く感じていたし、でも固い握手で送り出してくれて本当にありがたかった。
現地に着くまで、どれくらいかかったんですか?
夜、代々木を出て 途中休みながら一晩かけて走り 着いたのは早朝でした。
・・・・・・

6434人が亡くなった阪神・淡路大震災。あれから28年経ったきょう、1月17日に各地で追悼の祈りがささげられました。

合掌

 

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